日常の違和感– tag –
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違和感編
記憶ではなく記録として残したくなった
これまでは違和感を感じても、 その場で少し考えてそれで終わりにしていた。 頭の中で整理したつもりになって 「まあ、こんなものか」 そうやって流してきた。 特別な行動を起こすわけでもなく 誰かに話すわけでもなく ただ時間が過ぎるのを待つ。 あとに... -
違和感編
偶然だと思いたかった出来事
その日も特別なことは起きていなかった。 少なくとも表面上はそうだった。 夕方、嫁が少し遅く帰ってきただけだ。 玄関の音がして時計を見て、 「あ、遅いな」と思った。 それだけのことだった。 「今日は遅かったね」 何気なくいつも通りの調子で声をかけ... -
違和感編
家にいても落ち着かなくなった
最近、家にいても気持ちが休まらなくなっていた。 仕事から帰ってきて靴を脱ぎ、上着を脱ぎ、 いつものようにソファに腰を下ろす。 以前ならそれだけで少し力が抜けた。 一日の緊張がゆっくりほどけていく感覚があった。 「帰ってきたな」 そう思える場所... -
違和感編
同じ家にいるのに話す時間が減った
同じ家に住んでいる。 同じ屋根の下で毎日顔を合わせている。 朝、起きて挨拶をする。 夜、帰宅して声をかける。 必要な言葉はちゃんと交わしている。 それなのにゆっくり話す時間が確実に減っていた。 気づけば夕飯の時間がずれる日が増えていた。 全員そ... -
違和感編
予定を聞くのが少し怖くなった
「明日、何時に帰る?」 その一言を口に出す前に、 最近は少しだけ考えるようになっていた。 ほんの数秒。 でもその数秒が以前にはなかったものだった。 前ならそんなこと意識もしなかった。 何の迷いもなく自然に聞いていたはずだ。 生活の流れの中で当た... -
違和感編
気づかないふりができなくなってきた
これまでは違和感に気づいても 一度受け流すことができていた。 ふとした瞬間に引っかかる感覚があっても 深く考えずに済ませることができた。 「そんな日もある」 「気にするほどのことじゃない」 「たまたまだろう」 そうやって言葉を重ねれば 違和感は... -
違和感編
休日なのに一緒に出かけなくなった
休日になると 三人で出かけるのが当たり前だった。 遠出をするわけでもない。 有名な場所に行く必要もなかった。 近くの公園や少し大きなショッピングモール。 子どもが走り回れて、笑ってくれればそれで十分だった。 休日の朝は「今日はどこ行く?」 そん... -
違和感編
このままでいいのか分からなくなった
これまでは「大丈夫だろう」と思うようにしていた。 根拠があったわけではない。 ただ、そう思っていれば何とかなる気がしていた。 少なくとも、深く考えなくて済む。 考えなければ、不安も生まれない。 そうやって、日々をやり過ごしてきた。 特に問題が... -
違和感編
嫁の笑顔がどこか他人行儀に見えた
ある日、ふと気づくと嫁がよく笑っているのを見た。 特別な出来事があったわけじゃない。 子どもが学校であったことを話し、それに相槌を打つ。 少し大げさな身振りを交えた話にもちゃんと反応している。 冗談を言えばくすっと笑い、 時には声を出して笑う... -
違和感編
気にしすぎだと言い聞かせた朝
翌朝、目覚ましが鳴るより少し早く目が覚めた。 まだ外は静かで部屋の中も薄暗い。 カーテンの隙間から、 いつもと変わらない朝の光が細く差し込んでいる。 その光を見た瞬間、 なぜか少しだけ安心した。 昨日まで考えていたことが 夢の続きだったような気...